何をすればいいのか知っておけば安心
結婚式、ベイビーシャワー、何かの記念日のお祝いなどに招待されることがあります。これらは大抵前もって”来てね!”とお誘いがあるものなので、わからないことなどは調べたり聞いたりできます。でもご招待に時間がないのがお葬式。今日はもしその時が来ても慌てなくていいように、どんな風にこの国のお葬式が行われるのか説明します。
故人のご家族からお葬式の日時などを知らされる場合があります。または知り合いの人づてに知らされることもあります。お葬式には日本同様、招待されなくても参加して良いものですので、”私なんかが行ってもいいのかな、、”と考えなくても良いです。亡くなった方を偲んでそのセレモニーに参加したいと思えば行きましょう。
服装
日本は黒づくめの喪服で参列しますが、この国は他のこと同様、あまりきっちりしていません。地味目の服で大丈夫。破れたデザインの服やジーンズは避けましょう。
進行
お葬式を専門に行うフューナルカンパニーの式場や教会などで行われるのが一般的です。会場に着くと玄関で故人の写真の載ったパンフレットのようなものを渡されます。目次のようなものですので目を通しておきましょう。
最初は進行役の方が故人の生まれや育った場所、どのように生きてこられたかなどを読まれます。故人の好きなポエムを読むことがあったり、参加できなかった方からのメッセージを読むこともありました。家族の方が代表で個人がどんな方だったのかを思い出すようなお話をされることもあります。
家族の方が棺を外に出し、参加者も外に出るように言われ、順番に花ビラを棺の上に乗せてお別れをいう場合もあります。周りの方を見て同じようにすれば良いでしょう。
後は通常お隣の部屋でフィンガーフードと一緒にコーヒーや紅茶をいただきます。”リフレッシュメント”や” cup of tea”などが用意されていますのでどうぞと言われると思います。壁際に椅子が用意されている場合がありますが、全員の分がなさそうなら年配の方が座れるように空けておくと良いでしょう。他の方に「故人のお知り合いですか?」と聞かれ、会話が始まることもあるので、スムースに関係を説明できるように考えておけば焦りませんね。答えたら「あたなは?」と聞き返して会話をしましょう。故人のご家族の方に声をかけられたら
「It was lovely servise」
と言えば無難です。日本でラブリーなお葬式というを見たことがありませんが、英語では素敵なサービスでしたねというような意味合いで使います。日本と違ってお香典を持っていく習慣はありません。
明るくて開放的な雰囲気のあるニュージーランドのお葬式会場
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-Pukeko