最南端の島 スチュアート島
ニュージーランドの最南端にある島、スチュアート島に行ってみない?と友人から誘われて、4泊5日で訪れました。
もともとキウイに会える可能性が高い!とは聞いていたのですが、まさかの明るい昼間に夜行性のキウイに会うことができた旅だったのでその体験を書いていきます。

少し歩けば鳥にあたる
スチュアート島では、ダニーデンでは見かけることの少なかった多くの鳥に出会いました。最初に、大きな羽の音に驚かされたのがKeruruケルルという鮮やかな色の鳩です。日本で見慣れている鳩よりも大きく、カラスよりも丸々としています。

そして島の中の遊歩道を歩いていると、機械のような音がしたと思うと鳥の鳴き声でした。
その正体は白い首飾りが特徴的なTuiトゥーイです。
さらに日本だとごみ袋をあさる鳥といえば、カラスだと思うのですが、スチュアート島ではKaka大きなオウムがごみ袋から食べ物をゲットしていました。
予想外のキウイとの遭遇
島での暮らし3日目はスチュアート島から水上タクシーで行かれる島、ウルバ島に行ってみることに。
ウルバ島はさらに鳥の楽園だと聞いていました。

シダの茂る道を行くと、早速出迎えてくれたのはRobinロビンという小さくて好奇心旺盛な鳥さん。灰色で写真では見つけにくいですが、人にも興味を持って近づいてきます。さらに驚いたのは森の中にSea Lionがいたこと、思ったよりも早く動きとても大きいので怖いくらいでした。

そんなこんなで歩き続けていると、前の方を歩いていた別のグループの人が、「静かに!」というポーズをこちらにしてきました。いったい何が?と思い近づくと、なんと遊歩道のすぐわきをキウイが歩いていたのです。

10人以上が息をのんで見守る中で、キウイは悠々とのびのびと歩いていきます。
敵がいない世界ではこんなにものんびりとした生き物が生き残れるのだとしみじみと人間社会のことを考えさせられました。
天気はやっぱり変わりやすい
スチュアート島4日目は、朝はすっきりした晴天からスタート。
少し散歩に行くと、真っ青な海の色に驚かされました。

しかしその後天気は変わり、初日から目をつけていたフィッシュアンドチップスを買いに行くときには大雨に。
ずぶぬれになりながらチップスとフィッシュを守るように走って宿に帰って、みんなで食べたチップスはこれまでで一番のおいしさでした。

最初はチップスの量に圧倒されたものの、4人で食べていたらみるみるうちになくなっていきました。
お店もとてもかわいらしく、変わり種のパイナップルの揚げ物などもあったので楽しめました!
そしてこの日も夜はすっきりと晴れて星空になり、地面に寝転んでみる星空は自分が地球の一部になったような気持ちになって格別でした。
まとめ
今回は日帰りの短いコースしか歩かなかったのですが、スチュアート島には何泊もして歩く魅力的なコースもいくつかあるそうです。次に訪れるときには、バックパックをかついでそういう道にも挑戦してみたいと思います。




