毎年開かれるNZでナンバーワンバリスタを決める大会が、今年はウェリントンの Upper Hatt で4月に行われました。
過去にNZ在住の日本人が優勝した事もある(有名人インタビューの記事に載っていますよ!)大会で、優勝者は後日開かれる世界大会に参加することができます。
今回NZ大会の予選・本選共に見てきたので、その時の様子をレポートします。
今年の会場はウェリントン
今年はウェリントン、Upper Hatt にある Expressions Arts & Entertainment Centre にて行われました。
会場前のロビーにはエスプレッソマシーンがあって、無料でコーヒーを淹れてくれます。
タイミングが良ければ、大会の参加者がコーヒーを作ってくれる時もありました。
やはりラテアートのレベルが高いですね…凄い綺麗に作ってくれます。
エスプレッソ以外にも、フィルターコーヒーや何か特別な機械で淹れられたコーヒーもあって、こちらも無料で頂けます。
また、ラテアートコンペティションなるものも行われていました。
素人からプロまで、誰でもラテアートに挑戦することができます。
コーヒーと泡立てたミルクは先に用意されているので、挑戦者はコーヒーにミルクを注いで何かしら描くだけ…なんですがこれがとても難しいんですよね。
自分で挑戦してみると、いかにプロの人が凄いのかがよく分かります。
参加者が順に最高のコーヒーをプレゼンテーション
大会では各参加者がエスプレッソ、ミルクビバレッジ(フラットホワイトやラテ等)、そしてシグニチャーベバレッジと言う各自オリジナルのコーヒードリンクを作ります。
また、各コーヒーを作る際には使用しているコーヒーの産地や味の特徴等のプレゼンテーションもする必要があります。
大会審査員はコーヒーの味はもちろんの事、エスプレッソ抽出の技術やコーヒーに関する知識の深さも含めて採点します。
特にシグニチャーベバレッジは各自の個性が光るとてもユニークな物が多く、見ていて最も面白いパートだと思います。
ノンアルコールカクテルにして提供する人や、カワカワと言うNZ産のお茶をベースに使う人、あるいはドライアイスを使う人等各自趣向を凝らした作品をプレゼンしていました。
大会結果と上位6名のカフェ
今年の優勝者は、オークランドにある Gorilla Gear の John Gordon さんが優勝しました!
また、その他入賞者と所属しているカフェは以下の通りです。(敬称略)
- 2位
- Nico Refiti, Ozone Coffee Roasters(ニュープリマス)
- 3位
- Frank Hsu, Franks (ウェリントン)
- 4位
- Logan Collinge, Mojo Coffee Cartel(ウェリントン)
- 5位
- Grace Choi, McCafe (ロトルア)
- 6位
- Brittany Cox, Down The Road Eatery & Deli (ファンガレイ)
どの上位入賞者もコーヒーの知識が豊富で、経営しているカフェではきっと美味しいコーヒーが頂けると思います。
お近くにお住まいの方、または旅行で近場に行く機会がある方は是非訪ねてみてくださいね。
以上、現役のバリスタさんやあるいはバリスタを目指している人はもちろん、ただのコーヒー好き(=自分)であっても楽しめるイベントでした。
興味がある方は是非また来年に見に行ってみてください!