ワラビーズがオールブラックス相手にリベンジ!
Tri Nations 2020 開幕
オールブラックス(ニュージーランド代表)、ワラビーズ(オーストラリア代表)、ロス・プーマス(アルゼンチン代表)、
南半球3か国が2回戦総当たりで優勝を争う大会がオーストラリアで開催中。
(今年はサウスアフリカが辞退しているので3チームのTir Nationsとなった)
10月31日の開幕戦のオールブラックス対ワラビーズは、43-5の大差でオールブラックスの勝利。
11月7日に行われた2週目も上記と同じカードで行われた。
荒れた前半! カードが3枚!
前週の大敗から意地を見せたいホームのワラビーズは、開始早々にトライをとり幸先のいいスタート。
しかしオールブラックスが得意の連続攻撃であっさりとトライを奪い5-5の同点に追いついた。
21分、ワラビーズがPGを決めて8-5とリードとした直後に事態が起こる!
オールブラックス3番トゥウンガファシのやや高いタックルで相手が吹っ飛んだ。
ビデオ判定でレフリーの下した結果は何とレッドカード!
まさかの一発退場で会場がざわついた。
人数的に不利になりながらもオールブラックスはPGを決めて8-8の同点に追いついた。
その直後に今度は、ワラビーズか先ほどのレッドカードと似たようなタックルをして再度ビデオ判定に。
同等のプレイとみなされてレッドカードが出て両チームとも14人で戦う事に。
さらには、ワラビーズが反則を繰り返した罰則でイエローカードを貰い(10分間の退場)13人で戦う事に。
レッド2枚、イエロー1枚とカードが出まくった荒れた前半は、8-8の同点で折り返した。
後半戦:余分な反則で自滅したオールブラックス
数的有利にもかかわらずチャンスで得点出来ないオールブラックスに対して
逆にワラビーズはPGを決めて11-8と逆転に成功。
しかしオールブラックスは、直ぐにトライ&ゴールを決め15-11と逆転に成功。
必死に食らいつくワラビーズがPGで15-14の1点差に迫り緊迫した試合が続いていた。
後半28分、オールブラックス5番S.バレットが信じられない反則でイエローカード!
10分間の退場で人数的に不利になったオールブラックスは、その時間帯にワラビーズに
1PG、1トライ1ゴールで10点を奪われて15-24と逆転され、残り時間僅か5分で万事休か?
しかし、ここからオールブラックスが怒涛の攻撃を見せ
最後は新人のT.ヴァアイが中央に飛び込みトライ、ゴールも決まって22-24 と2点差に迫る
残り時間僅か1分で大逆転のドラマを起こせるか期待していたが、
攻守に大活躍したワラビーズ11番の激しいタックルが突き刺さりオールブラックスの猛攻を抑えた。
結局24-22でワラビーズがオールブラックスから勝利をつかみ前週の大敗からリベンジをした。
オールブラックスの残りの試合日程は以下です。
v Argentina, Bankwest Stadium, Sydney, November 14 (7.10pm NZT)
v Argentina, McDonald Jones Stadium, Newcastle, November 28 (9.45pm NZT)