先週、ニュージーランドの首相である
ジャシンダ・アーダーン首相が妊娠を発表しました。
首相就任後、女性首相ということもあり
「子供を産む予定はあるのか?」
「妊娠したら産休を取るのか?」
「赤ちゃんとキャリアをどちらを選ぶのか?」
など、セクハラにもとれなくもない質問をされていた彼女ですが、
実は首相に就任する2週間ほど前に
妊娠がわかっていたということです。
妊娠初期ということもあり、妊娠の報告は
親しい間柄のみとなり、
安定期にはいったことで報告となったようです。
出産は6月、6週間の産休を取得し
その間はウィストン・ピーターズ副首相兼外相が首相業務を代行、
産休後はパートナーのクラーク・ゲイフォード氏が
育児を担い、首相職に邁進するということです。
このことに対し反響は大きく、
さまざまな意見が寄せられています。
もちろん批判的な意見もありますが、
(ときにはセクハラすれすれのものも!)
そちらは妊娠に関することではなく、
産休中の政権に対する不安に対するコメントがほとんどです。
コメントはおおむね好意的で、
「すべての女性が妊娠する権利があり、
そのタイミングはその女性自身が決めること。
家庭とキャリアを組み合わせることができる自由がある」
と、先駆的な女性リーダーを応援する動きがみられています。
今後どうなるのか注目ですが、
まずは母体や赤ちゃんに負担をかけず
首相業務を頑張って、元気な赤ちゃんを産んでほしいですね!
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