オークランド空港へ航空燃料を提供しているパイプラインに破損が見つかり、
オークランド空港からの飛行機のキャンセルや振り替えが
国際線国内線ともに相次いでいます。
ニュージーランド唯一の製油所がある、
ファンガレイのマースデン近くにある地中に埋まったカウリの木を
業者が掘り返した時にパイプラインを破損してしまったようです。
燃料が漏れたことでパイプ内の圧力が下がったことから、
さらに製油所の職員が手動で圧力を上げたところ
パイプが圧力に耐えられず破裂したような形です。
このため燃料は通常の3割しか空港に届いていません。
パイプライン以外には輸送方法がないため
航空燃料の供給が完全ストップしています。
ガソリンには影響がないので、自家用車のガソリン給湯は
問題なくできるのでご安心を!
国内には技術者がいないのか、
カナダから技術者がやってきて調査&復旧を始めていますが、
10~14日復旧にかかる見込みです。
その間各航空会社は燃料を満タンにしてオークランド入りしたり、
ほかの地域を経由し経由地で給油したり、
本来は必要のない大型ジェットを運行させ
往復の燃料を積んで飛行する予定です。
これによりしばらくフライトの変更やキャンセルが続く見込みです。
最新運行状況に関しては各航空会社にお問い合わせください。
ニュージーランド航空に関しては、現在下記の対応をとっているようです。
- 日本発ニュージーランド行きなどの長距離路線は、オーストラリアや南太平洋諸島を経由、給油を行った後に目的地に向かいます。
- ニュージーランド国内線、オーストラリア路線の一部をキャンセルします。
- ウエリントン、クライストチャーチ発の航空機は燃料を満載し、オークランドでの給油軽減につとめます。
なお、ご利用予定便が欠航となった場合には、全額返金いたします。
宿泊費など、航空券以外に発生した費用につきましては、保険会社にお問い合わせください。
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