ラグビーリーグのNRLファイナルシリーズで、ニュージーランド・ウォリアーズは9月20日(日)、オークランドのエデンパークでニューカッスル・ナイツとセミファイナル(敗退が決まるノックアウト戦)を戦う。勝てば次週日曜、ペンリス・パンサーズとのプレリミナリー・ファイナルに進み、負ければシーズン終了という一戦だ。
会場は通常の本拠地マウントスミスから、収容力の大きいエデンパークに変更された。約4万8500枚のチケットは一般発売から約1時間で完売。ウォリアーズがニュージーランド国内で戦う試合として過去最大の観客数となる見込みで、ニュージーランドでのラグビーリーグ観客動員数としては、1988年ワールドカップ決勝(キウイズ対豪州代表)を上回る可能性も報じられている。エデンパークでのウォリアーズの試合は2014年以来。
ウォリアーズは先週の予選決勝でドルフィンズに26対16で敗れ、6連勝が止まった。アンドリュー・ウェブスターHCは「ニュージーランドで過去最大の観客の前で戦えるのに、落ち込む理由はない。ただ楽しみたい」と前向きだ。一方、直近4試合で26点以上を失うなど守備の不安が指摘されている。負傷者情報では、ダリン・ワテネ=ゼレズニアクが鎖骨骨折から復帰の可能性がある一方、レカ・ハリシマはハムストリングを痛め出場が微妙な状況だ。
対するナイツにはニュージーランド出身選手が複数在籍する。ウェリントン生まれのフェニックス・クロスランドは「家族は僕にトライを決めてほしいが、ウォリアーズには勝ってほしいと思っている」と苦笑い。グレッグ・マージューは、ウォリアーズを応援するきょうだいが観戦に来ると語った。ウォリアーズは今季ナイツに2戦2勝(38対12、46対32)と相性が良く、国内での直近19試合では17勝と本拠地で強さを見せてきた。歴史的な一夜となるか、注目が集まる。
