ゴミを持っていってもらえなかった! そんな経験はありませんか?
ニュージーランドでは車輪のついたゴミ箱をゴロゴロ道路まで運んでごみ処理をします。一般家庭では赤・黄(青)・緑の3色(地域によって色が異なる場合があります)に分けてごみの分別をしていますがたまに間違った分別をしている人がいます。そこで、今日はごみの分別に関する情報をいくつか紹介したいと思います!
それぞれのゴミ箱にはどんなゴミが入るの?
赤は燃えないごみ
赤のゴミ箱には燃えないゴミが入ります。ビニール袋、お菓子の袋、プラスチック用品など基本的に柔らかいもの、液体、原型をとどめていないものです。
黄(青)はリサイクル
黄色のゴミ箱はリサイクル用のゴミ箱です。ジュース、牛乳などのボトル、アルミ缶、新聞やダンボールなどのリサイクルに使われるものが入ります。
緑はコンポスト
緑のゴミ箱はコンポスト用のゴミ箱です。食べ残したもの、食べ物に使われたもの、植物など、放っておいても土に戻るようなものを入れます。
実は間違ってない?
ピザを食べ終わってその箱、ダンボールだからってリサイクル箱に入れちゃってませんか?
ピザの箱は実は緑のコンポストゴミなんです!
また普通の紙ならリサイクルに入れるものの、シュレッダーのされた紙は燃えないゴミ扱いされます。
他にもよく間違われるゴミ分別をクイズ形式で表示したいと思います!
包装紙はなんのゴミ箱に入るでしょう?
答えは燃えないゴミ!一見紙なのでリサイクルだと思われますが、表面にプラスチックが付いているため燃えないゴミとして認識されます。
窓付き封筒はなんのゴミ箱に入るでしょう?
これも燃えないゴミなんです!理由は窓付き封筒の窓の部分ですね!
髪の毛はどこのゴミ箱に入るでしょう?
これは実はコンポストなんです!髪の毛はコンポストのいい肥料になるそうです。
電池、電球などはどこのゴミ箱に入るでしょう?
これはどこのゴミ箱でもなく、バニングスなどの「drop off point 」か「EchoDrop」に持っていきましょう。
またリサイクルゴミになるプラスチックは1,2,5番のプラスチックだけなのでご注意を! (番号はプラスチック製品の裏を見て確認できます)
基本的なゴミ出しのルール
ゴミは週に一回指定された曜日に回収されます。緑は毎週ですが赤と黄色は2週間に一度、回収されます。赤を出した週の次の週には黄色を出すみたいな感じです。ゴミ箱は回収日に自分の家から最も近い道路に置きます。この時、ゴミ箱は隣の家のゴミ箱と50センチの距離を開ける状態となります。
この状態だとゴミの収集はしてもらえません!
- ゴミがゴミ箱からはみ出している・蓋がしっかり閉まっていない
- 間違ったゴミが入っている
- ゴミの重さが70キロを超えた
- 時間通りに出されていない
- 指定された場所に置かれていない
ゴミ箱を新しいものと取り替える
新しいものと取り替えたい場合、$90~$200の料金がかかります。ただ取り替えるだけではなく、大きさを変えることも可能です。
ゴミ箱に損傷が見られた場合、また窃盗にあった場合、市議会が無償で2週間以内のゴミ収集の日に新しいものと取り替えてくれます。ただ、窃盗の場合24時間以内に市議会への報告しないと取り替えはしてもらえないのでご注意を。
あなたはきちんとごみ処理ができていましたか?
少しでも為になったら嬉しいです!
(※NZDAISUKI編集部注記)ゴミ箱の色、収集回数、分別については地域によって異なります。お住まいの地域でどのようになっているか確認してください。