オールブラックスのボーデン・バレットが、来年のワールドカップも視野に入れて、日本に行くことを思案しているという。
ニュージーランドラグビーは、優秀な選手に対しては、サバティカル(チームに所属したまま長期の休暇が取れる)を用いていた。ダン・カーターは2008年フランスで経験を積み大いに稼ぎ、リッチー・マッコウはシンプルに2013年に6か月の休暇を取った。
ニュージーランドのラグビープレーヤーにとって、ヨーロッパのクラブと比較すると、体力的に余裕が持てる日本は魅力的な場所だ。オールブラックスにはやや及ばないレベルの選手たちは、スーパーラグビーのシーズンが始まる前の今、日本のチームと短期契約を結ぶ者も多い。
東京で予定されているワラビーズとの試合を前に、バレットは「日本でいいと思うところは、コーチや我々にオープンなコミュニケーションをとってくれること。来るべき時が来たら、決断したい」とインタビューで答えた。