23日イーデンパークで行われたブレディスローカップ戦、オールブラックスは51対20でワラビースを打ち破り、カップは12年連続ニュージーランドに留まることになった。
先週引き分けとなったシドニーでの戦いの無念を晴らすかのように、ニュージーランドチーム、ファースト・ファイブのアーロン・クルーデンは、9つのキックのうち8つを決めて、19ポイントをたたき出した。
両チームともに一時退場の選手を出した。前半13分でオールブラックスキャプテンのリッチー・マッコウがイエローカードをもらい、その10分後にはワラビーズのロブ・シモンズが一時退場となった。オールブラックスは、ジュリアン・サヴェア、クルーデンの活躍で、23対6とリードして前半終了。
後半もリッチー・マッコウ、キーラン・リードがトライを決めオーストラリアを引き離し、スティーブン・ルアトゥアのタイムアップ後の得点で終了。圧倒的な勝利となった。
ニュージーランドは、1994年以来イーデンパークで行われた国際試合には負けたことがない。また、イーデンパークで行われたワラビーズとの試合には、1986年以降28年間勝ち続けている。