ニュージーランド北部に大きな被害をもたらしたサイクロン・ガブリエルだが、去っていった後も国民の生活に大きな影響を与えている。クマラやブロッコリーのような野菜の価格が跳ね上がったのだ。
「カリフラワーやブロッコリ―は、NZ$1.99ドルでしたが、今ではNZ$4ドルにもなります。それも本当に小さなブロッコリー。買う価値はありませんね」
「ヘルシーな食事をしたいのですが、手が届きません」
「いつもならNZ$30ドルくらいしか使わないのですが、NZ$40ドル、NZ$50ドルも必要です」
上記はスーパーマーケットの顧客の声だ。
ニュージーランドのクマラは、ノースランドのカイパラが主要な産地で、この地は今回のサイクロンで洪水の被害を受けている。
レタスやロケット、カリフラワーなどは雨の影響を受けやすい。
大手スーパーマーケット、カウントダウンでは、クマラはNZ$14/kg、パックンセイブでは、NZ$8~11ドル/kgの値段がついている。
この値上がりは恒久的なものではないが、来年2024年の収穫時まではもとには戻らないと予測されている。