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国防軍トップのデイビス司令官が辞任 「不適切な関係」を開示せず

ニュージーランド国防軍(NZDF)のトップであるトニー・デイビス空軍大将(Air Marshal)が10月23日、部隊指揮官の立場にあった時期の「不適切な関係」を理由に辞任した。国防軍の声明によると、デイビス氏はポール・ゴールドスミス国防相に自ら辞意を伝えた。

デイビス氏は声明で「辞任は個人的な理由によるもので、過去に私が犯した判断の誤りが原因だ。その誤りは国防軍の価値観に反するものだった」と述べた。さらに「部隊指揮官の立場にあった際の不適切な関係に関わるもので、開示する機会があったのに開示しなかったことを悔やんでいる」と釈明し、今は家族に集中したいとしてプライバシーへの配慮を求めた。

ゴールドスミス国防相は、辞任の理由は「これまで開示されていなかった誠実性(インテグリティ)に関わる問題」だと説明。「双方とも、彼の地位はもはや維持できないとの認識で一致した」とし、即日の辞任が効力を持つと確認した。総督に対しては辞任の受理を勧告するという。同相は42年に及ぶ勤務と国防軍への貢献に謝意を示しつつ、今回の経緯は国防軍の隊員にとって「大きな失望」になるとも述べた。

後任の手続きとして、副司令官のマット・ウィリアムズ海軍少将が代行を務める。ただし日曜日までは陸軍司令官のローズ・キング少将が暫定的に職務を担う。国防軍はこの件を国防監察官(Inspector-General of Defence)に付託した。総選挙を11月7日に控えるなかでの国防トップの突然の交代となり、今後の調査の行方が注目される。