11月7日の総選挙まで3週間余り。労働党のクリス・ヒプキンス党首は18日、政府による選挙人名簿の登録ルール変更を「無謀(reckless)」だと批判し、投票日当日に名簿の問題が起きる可能性があると警告した。1ニュースによると、党首は「非常に怒った有権者」が出ることへの懸念も示している。
問題となっているのは、投票日当日や期日前投票の期間中に新たに有権者登録をすることができなくなった法改正だ。ポール・ゴールドスミス法務相は、最終開票作業を早めるために必要な措置だと説明している。選挙管理委員会は約70万票の特別投票を見込み、この変更により結果確定までの日数が23日から20日に短縮されると予測されていた。
ヒプキンス氏は、選挙管理委員会が名簿への登録を促す取り組みを十分に行っていないと指摘。数万人が投票所で資格を失うことになれば、政府の実績への批判につながると述べてきた。労働党は、政権を取った場合にはこの変更を元に戻すと7月に表明している。
一方、登録の動きは広がっており、パシフィカ(太平洋諸島系)コミュニティでは来週に迫った登録締め切りを前に登録数が大きく伸びている。マンゲレ地区では2023年選挙時の登録率をすでに上回った。この日は国民党とACTも新たな政策を発表しており、選挙戦は終盤に入って各党の動きが活発になっている。
