ニュージーランド準備銀行は11日、政策金利(OCR)を3.5%から3.25%に引き下げた。利下げは2011年3月10日以来。
市場の予想に反したこの結果発表以後NZドルが弱くなり、対日本円に対しては一時仲値で86円を切るところまで下げた。
Graeme Wheeler総裁は、経済成長が鈍化し、インフレ圧力の弱さを踏まえると、一段の金融緩和が適切になる可能性があるとの認識を示すと共に、今年中に追加の利下げを考えていると語った。
準備銀行は3%まで更なる利下げを今年中に実施し利率は2017年半ばまでそのまま保持すると予測している。