3月10日、ニュージーランド準備銀行がOCR(オフィシャルキャッシュレート)を2.25%に利下げすると公式発表する前に、ニュースハブ・メディアワークス社の1名のジャーナリストが情報をリークしていた事が発覚した事件で、Graeme Wheeler前総裁は大いに落胆をしているとコメント、これにより金融市場で不正なゲイン(獲得)があったかもしれないという。
準備銀行は、報道機関に対し公式発表まで情報は非開示を原則とした事前情報提供をしている(ロックアップ)が、今回の事件により廃止の方向とするようだ。
メディアワークス社ではこの一連の事件について調査を進めた結果、ニュース配信における適切な作業の不具合からリークが発生してしまったとし、過ちを認め準備銀行に報告及び謝罪をし、この失態が二度と起こらぬよう対策済みとのコメントを発表した。