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経済学者ら「政府が赤字解消するのは厳しい判断が続く見通し」 — 財政黒字化への道のりは遠い

ニュージーランド財務省が最新の経済・財政見通し(Half-Year Fiscal and Economic Update)を発表し、政府が財政黒字(収支が黒)に戻す時期がさらに先延ばしになる可能性が出てきたと分かりました。現在の予測では 黒字化は 2029/30 会計年度頃まで見込まれているが、実現は簡単ではない とされています。

経済学者や専門家は、政府が今後行うべき選択肢は非常に限られており、支出削減か税収拡大か、あるいはその組み合わせなど 厳しい判断が求められる と指摘しています。現在のままでは短期的に支出が税収を上回る状況が続き、赤字が継続する見通しです。

財務大臣の ニコラ・ウィリス氏 は、「中期的な計画に基づいて財政健全化を進める」と強調。しかし批判派からは「十分な支出削減がなされていない」との声や、「経済成長を阻害しかねない」との懸念も出ています。

こうした背景には、税収が伸び悩んでいることや、公共サービス費用(医療・教育など)の増加、景気回復の遅れがあり、政府側は「支出を抑えつつ、限られた予算で重要分野を守る」という難しい舵取りを迫られています。