先日、オークランド評議会の環境・コミュニティ委員会は、気候の緊急事態を宣言する動議を全会一致で可決した。
これに先立って行われた会議では、若いオークランド市民が中心になって問題提起した。あるグループは、プラスチックを飲み込んだことで死んでしまったニュージーランドウミガメを持ち込んで危機を訴えた。
オークランド市長は、「私たちの義務は、子どもたちや孫が地球規模の温暖化によって荒廃した世界を受け継ぐのを防ぐことである。国際的および国内的な行動は非常に重要だが、地域や個人のレベルではその目標を達成するために私たちは私たちの役割を果たす必要がある」と述べている。
オークランド評議会はこの宣言によって、気候変動への配慮を作業計画や決定にしっかりと目に見える形で取り入れ続けること、より大きな中央政府のリーダーシップと気候変動への取り組みを強く主張し続けること、すべての評議会委員会の報告書に気候変動の影響に関する記述を含めることなどに取り組んでいく。