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気候変動対策を政府に求める有識者たち

気候科学者やその他の有識者たちのグループが、次回総選挙を「気候選挙」とする見解を表明している。

このグループは、最近の大規模な天災は深刻な気候変動に由来し、政府の可及的速やかな対策が必須であるという旨のオープンレターを国会に提出した。

グループを構成するのは、自らを総合気候アンバサダーと呼ぶ12歳から105歳の人々。

気候エキスパートのジェイムズ・レンウィックおよびジム・サリンジャー、国連気候報告者のブラウニー・ヘイワード、学者のサー・ロイド・ゲーリングおよびサー・アラン・マーク、女優のルーシー・ロウレスを含む。

School Strikes 4 Climate NZ、カピティコーストの地方カウンセラーのソフィー・ハンドフォード、マタウランガ・マオリ学者のマリア・モンターナニなどもメンバーだ。

すべてのインフラプロジェクトからの温室効果ガス排出量削減、公共交通機関の拡大とそれに沿った住宅の建設などを政府に求めている。

過分な降水を吸収するために都市に樹木を植え、洪水になりやすい場所に住宅を建てない、ということも呼び掛けている。

また、農業も気候変動を認識し、自然との調和を尊重し、林業や漁業も変わってゆくべきと唱えている。