2025年6月時点で 約93万2,000人 がマオリ民族(ethnic Māori)として自己申告しており、国全体の人口の約18%を占めています。
統計局(Stats NZ)は、2033年までにマオリ民族人口が 100万人を超える可能性を見込んでいます。
マオリの人口増加は、他民族に比べ高い出生率と若年層の比率の高さが主な要因とされています。加えて、異なる民族とのカップル(混血) が増えており、マオリ父 × 非マオリ母の出生も多数となっています。
2023年国勢調査では、マオリのうち 59%が別の民族と重複した民族としても登録されており、民族アイデンティティの重なりが一般的です。
年齢構成について、2025年時点でマオリの 中央値年齢は28歳。2048年にはこの中央値が約35歳に上昇すると予測されているものの、全国平均(43歳予定)よりは若い傾向にあります。
将来的には、2048年時点で全マオリ民族人口のうち 65歳以上が約18万人 に達する見通しです。
