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「ロス行きより高い」AirNZ 国内線利用者の不満

タウランガ在住の男性が、国内航空運賃の高さに強い不満を訴えています。

娘をウェリントンの大学に戻すために航空券を調べたところ、Air New Zealandのタウランガ〜ウェリントン間の片道運賃が430ドルから735ドルに達していた一方で、ロサンゼルスへの往復航空券が640ドルで購入できたといいます。「国内より海外の方が安いなんて、おかしい」と彼は話し、生活費が高騰する中での新制服発表も「空気が読めていない」と批判しました。

消費者団体Consumer NZも、祝日や休暇期間中の高額運賃について度々苦情を受けているとし、特に地域路線ではAir New Zealandが実質的に独占しているケースもあると指摘しています。航空会社側は需要と供給に基づいた価格設定を強調し、混雑期には柔軟な予約や早期の購入を勧めていますが、消費者からは「公平性に欠ける」との声が上がっています。競争の少ない路線における価格の実態を明らかにするため、市場調査を求める声も強まっています。