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外来海藻カウレルパ 海の生態系に深刻な脅威

外来種の海藻カウレルパが、ベイ・オブ・アイランズの新たな地点・パロア湾で発見され、地元で警戒が強まっています。

この海藻は2021年にグレートバリア島で初めて確認され、急速に広がって海洋生態系を覆い尽くすことで知られています。発見地点は観光や航行の中心地ラッセルの近くにあり、船の移動によって周辺の湾にも拡大する恐れが指摘されています。政府は10百万ドルを投じて対策技術の開発を進めていますが、現場で監視や除去活動を担う団体は資金不足を訴えており、さらなる支援が求められています。

地元のマオリコミュニティも漁場への深刻な影響を懸念しており、今後の広がり次第では地域の暮らしや生態系に深い打撃を与える可能性があります。