とどまる所を知らぬニュージーランドの住宅価格上昇に伴い、オークランドでは多くの住宅購入者たちが、ローン支払いに実家の親を頼みにしている。

準備銀行からの発表では、年間17パーセント上昇とのこと。国内の金融と経済安定性に影響する急成長のリスクを、市の住宅市場に警告している。

住宅ローンアドバイザーのブルース・パッテン氏は、彼の25年のキャリアに渡って、これほど親が子供達を援助するのを見たことがない、と驚嘆している。親からの援助額は、2万ドルから20万ドルにも上るとのこと。

両親たちからしてみれば、我が子に不自由はさせたくないという思いがあるが、全ての親たちが子供を金銭的に助けてやれるわけではない。多くの最初のマイホーム購入者たちは、社会的に厳しい状況にさらされている。

パッテン氏は、この状況は今後数年続くと見込んでいる。