ネルソンのラビットアイランドに近いビーチに、おそらくグレーホワイトと思われる大きなサメが出現した様子がビデオに撮られた。
DOC(ニュージーランド自然保護局)の海洋学者、クリントン・デュフィ氏は、グレートホワイトの習性として、この季節南太平洋からニュージーランドへと移動することを指摘している。
グレートホワイトは、ニュージーランド北島では年間を通じて見られるが、夏は南島でもしばしば目撃されている。
ビーチで、あるいは遊泳中にサメに出くわしたらどうしたらいいのだろうか?
「最も大切なことは、サメを見ても落ち着くこと。水の中にいる場合は、急いで静かに水から出ることが重要ですが、スキューバダイビングをしてる場合は、海の底に留まり、サメの動きを見ていてください。サメが泳ぎ去るまで、海面に上がろうとしないこと」とデュフィ氏は語る。
デュフィ氏は、体長1.8メートルを超えるサメはどんなものでも潜在的な危険性があるが、ほとんどのサメは泳いでいる者に「危害を加えない」と言及している。
グレートホワイトやその他の保護対象生物をビーチで見かけた際は、DOCに報告することが望まれる。