ペカペカビーチとワイカネビーチ付近でサメが目撃され、泳いでいる人々が海から退避した。
自然保護局の海洋学者クリントン・ドゥフィ氏によると、一年のこの時期に大きなサメが餌となる小さな魚を求めて、海岸に近付くことは珍しくないという。「サメがどのくらい特定の場所に留まるかは定かではありませんが、秋にはこの海岸線にいます。春には岸の方に動き子供を産みます。多くは餌のたくさんあるその場所に留まります」
ドゥフィ氏によると、目撃されたサメは、クロヘリメジロザメであろうということだが、このサメは危険ではないという。「クロヘリメジロザメは、大きく怖い姿をしていますが、ほとんど無害です。泳いでいる人間を襲うことは、ごくごく稀でしかありません。今までニュージーランドで、クロヘリメジロザメが人を襲ったという報告はありません」とドゥフィ氏。