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ワイカト 養豚所の排水問題

排水を河川に流し処理しているテ・アロハに近いある養豚所は、ワイカトカウンセルによって警告、監視、指導されている。

ワイカトカウンセルのパトリック・リンチ氏によると、この排水は長期に渡り続いているという。

8月にカウンセルのスタッフによって撮影されたビデオには、貯蔵タンクから排水が流れ出ているところが撮影されている。この撮影は、川下4キロの周辺の住民がその悪臭を訴え出たのちに行われた。

この糞便のバクテリア、アンモニアを含む排水は、パトゥワホ川からワイカトリバーに流れ込んでいる。

この行為はResource Management Act (RMA)に反する違法行為で、養豚所経営者は法により排水行為を止めるよう申し渡され、カウンセルスタッフは、監視を継続している。

「RMAには限界があるのです。近隣に住む方々が、『なぜ養豚所を閉鎖しないんだ?』と疑問に思うのも理解できますが、現在のRMAではそうすることができないのです」

本訴訟の判決には何年もかかる見通しで、その間も養豚所からの排出は続くことになる。