オークランドの人気観光スポットの一つであるマウント・イーデンの噴火口跡の周囲に、新たにボードウォークを整備することが計画されている。
ボードウォークの建設は来月から開始される予定。噴火口跡の周囲を歩く通路が、最後に整備されたのは10年以上前で、現在ではさまざまなダメージを受けている。歩道の表面はデコボコで、降水により道も悪くなっている。歩きづらい道を避けて、別の道を行く人のために、道幅が6メートル以上にもなる場所もある。マウント・イーデンには、年間100万人が訪れる。UNESCO世界遺産への登録申請も計画されており、アクセスしやすい整ったボードウォークの建設は、今が好機と言える。建設デザインは、国内外より専門家の意見が集められた。
工事が完了するのは、来年の5月と見込まれている。工事中も、サミット・ロードと山頂南側のアクセスはできるが、噴火口周囲のウォーキングパスは閉鎖される。