マウント・イーデンから860メートルを掘り進み、オークランド シティレールリンクのトンネルはカランガハペ駅に到達した。
工事で使用されているデイム・ウィーナ・クーパーと名付けられたボーリングは、地下32メートルにて100ミリの厚さのコンクリートの保守壁を突き破り、駅の地下洞窟へとトンネルを開通した。
シティレールリンクのチーフエクゼキティブ、ドクター・シーン・スウィーニーは、ロックダウンで予定していた9月を遅れたが、規制が緩和されたため工事のスピードをアップしたと語る。
「オークランダーは、道路の下で何が起こっているかは知らないでしょう。工事は急速に進んでいます。工事の複雑さやコロナウィルスによる影響など多くの障害がありましたが、この開通には大いに興奮しています」と喜びを語る。
マウント・イーデン駅での工事が開始されたのが5月。次のステージは、市中心のアオテア駅へのトンネルとなる。来年初めに到達する予定。
シティレールリンクは、1時間に5万4,000人を運ぶことができる。これはオークランドハーバーブリッジの3倍、またはピーク時の16車線分の運送量と同等であるとのこと。