家族でオーストラリアから戻ってきたニュージーランド人が、母国での生活費の高さと給与の低さに耐えかねて、再びオーストラリアへ帰ってゆく傾向がある。
ロシェル・パルマ―さんは、夫のジョンさんとブリスベーンで出会い、4年前にコロマンデルのフェヌアキテに移住した。オーストラリアでは、専業主婦だったロシェルさんは、ニュージーランドでは、4人の男の子を抱えて3つの掃除の仕事を持っている。夫のジョンさんは、機械エンジニアとしてフルタイムで働いているが、地元の小さなコミュニティで仕事を見つけるのは簡単ではない。ニュージーランドの低い給与と、食品、光熱費、家賃の高さにはショックを受けているという。
ジャン・ステュワートさんは、夫のケンさんと18年間ブリスベーンに住んでいたが、昨年定年でファンガレイに戻ってきた。そしてニュージーランドが大きく変わったことに驚いた。
「ブリスベーンの私たちの家は50万ドルの価値がありましたが、同じ規模の家をファンガレイで買うには、1ミリオンドルが必要でしょう」とジャンさん。またニュージーランドの病院での手当てや待遇にも不満があるという。
最近の統計では、ニュージーランド人がオーストラリアへ流れてゆく傾向が増加しているとのこと。2018年3月締めの1年で、2万人がオーストラリアへ移住し、1万5,000人のみがニュージーランドへ帰国しているという。
