トースト ( Toast ) と言えば、食パンをトースターで焼いた食べ物だということは皆分かると思いますが、トースティ ( Toastie ) って何のことか分かりますか?
以前キウイの子供に「トースティが食べたい!」と言われ、トーストのスラング表現だと思い、普通のトーストを焼いてお皿に乗せると「トーストじゃない!トースティが食べたいの!」と言われたことがあり、私もその時初めてその違いを知りました。
答えは
『トーストにサラダやハムなどを挟んだサンドイッチ』
ポイントは、トースターで焼かれた食パンを使っていることだそうです。結局はサンドイッチでしょ?と思うかもしれませんが、ニュージーランド人的な表現通して好んでこの表現を使っている人も多いのかも知れません。日本ではおにぎりが愛されているように、ニュージーランドでは皆このトースティが大好き!
そして、トースティってなんか響きが可愛いですよね。
ちなみに、日本のカフェなんかでもよく見かける「パニーノ」はイタリア語「パニーニ ( Panini )」の単数系で、もともとはパンで具材を挟んだイタリア料理の軽食のことだそうです。
ニュージーランドのカフェでもパニーニはよく見かけます。この場合は特に、パニーニプレスを使ってパンに焦げ目が付いている物のことを指すようです。ハンバーガーやホットドックなど、パンに具を挟んだ食べ物って結構ありますけど、それぞれニュアンスも呼び方も違うから、面白いですよね。日本語では1つの言葉で表現されていることも、英語だともっと細かく分かれている事って、他にもあるかも知れません。
隣の国オーストラリアでも、ブレックファースト ( Breakfast )をブレッキー ( Brekkie ) と表現していたのを思い出しました。
こういったニュージーランド独特の表現を知ることで、また一歩キウイの文化に近づいた気がしますよね。ニュージーランドに来たらトースティという表現、是非使ってみてくださいね!