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救急隊St John、111番通報が過去最多を更新 医療現場は逼迫、軽症は一般医療機関へ呼びかけ

救急搬送を担うSt John(セント・ジョン)は8月8日土曜日、111番緊急通報が2562件に達し、1日あたりの通報件数として過去最多を記録したと発表した。

通常の1日あたりの通報件数(約1900件)を34%上回る水準で、今週だけで月曜2404件、木曜2454件に続き3度目の最多記録更新となった。日曜午後2時時点の週間合計は約1万5268件にのぼり、7月27日から8月2日の週に記録した過去最多の1万5289件を上回る勢いだという。

St Johnの救急業務ディレクター、ダグ・ギャラガー氏は「この3日間は、コロナ禍のピーク時や大晦日など従来の繁忙期よりも通報が多かった」と述べ、最も忙しい時間帯には20秒に1件のペースで対応にあたったと説明した。組織は全国規模で人員や資源配分を調整する「大規模インシデント対応」を発動し、保健当局ヘルスNZもこれを支持する声明を出した。背景には寒波の到来と冬季の感染症の流行があるとみられる。St Johnは、胸の痛みや呼吸困難、意識障害など真の緊急時のみ111番を利用し、軽症の場合はかかりつけ医や薬局、ヘルスライン(0800 611 116)を活用するよう呼びかけている。