インドのナレンドラ・モディ首相のニュージーランド公式訪問(オークランド滞在予定)を間近に控える中、国内で特定の宗教や移民グループを排除しようとする過激なオンラインコンテンツが拡散し、社会的な懸念が広がっています。
これを受けてニュージーランド警察は本日、インド系をはじめとするすべてのエスニック(多民族)コミュニティに対し、彼らの安全と福祉が最優先事項であり、状況を能動的に監視しているという公式の安心声明を発表しました。
問題となっているのは、キリスト教系団体「デスティニー教会」のリーダーであるブライアン・タマキ氏がSNSに投稿した内容です。同氏は政府がモディ首相を招待したことを激しく批判しただけでなく、国内のヒンドゥー教徒、シーク教徒、イスラム教徒の排除を扇動するような極めて過激な発言を行いました。
警察はこれらの発言や動画素材をすでに「法的アセスメント(違法性の審査)」に回しており、関連法に照らし合わせて必要な措置を検討していると明かしました。オークランドなどでは地域リーダーたちと緊密な対話を続けており、警察は市民に対し「いかなる脅迫や差別的行為も容認しない」として冷静な行動を呼びかけています。
