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タラナキ山で一家遭難

タラナキ山で道に迷った一家が、氷点下に近い厳しい気象条件の中、無事に救助されました。警察によると、父親と2人の子どもが木曜夕方にポウアカイ山脈を訪れたものの、予定を変更したことを誰にも伝えず、装備も不十分なまま迷子になったとのことです。通報を受けた警察とボランティアによる捜索が行われ、一行は深夜までに救助されました。

現場は風速50キロ、気温も非常に低く、捜索には約4時間を要しました。父親の携帯電話は電池残量が5%しかなく、GPSによる位置特定がぎりぎりで可能だったといいます。警察は、タラナキ山のような過酷な自然環境では事前準備が命を守る鍵だと強調し、週末に外出を予定する人々に対し、通信手段を複数用意し、宿泊の可能性も考慮した準備をするよう呼びかけています。