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ウクライナ特別ビザ 家族と安全の選択

戦時下にあるウクライナに住む家族を救うために、約1,600人のウクライナ生まれのニュージーランド人は、近親者の特別ビザをサポートできる。これまでのところ、185人に対してビザが下りた。

オルガ・ドゥビスカさんの姉妹、マリア・チェキスさんはこのビザの条件に合致するが、彼女の娘と孫はビザが取れない。

オルガさんは、パーマストンノースでGPとして働いている。

「マリアは家族を残してウクライナを出ることはないでしょう。私はめいとその子供たちに対してもビザを申請しましたが、却下されました。近親者とは言えないというのが理由ですが、それは誤りです。姉の娘は、私自身の娘のようなものです」とオルガさん。

本ビザでは、対象者は伴侶と未成年の子供たちしかビザに含むことはできない。

「マリアの娘ユリアは今日で30歳です。法律で決められていることは分かりますが、戦争が起きているのですから例外があって当然でしょう。永住したいわけではありません。一時的にニュージーランドに滞在したいだけです。ウクライナが消滅した場合でなければ」