グレートウォークの予約キャンセル数が、昨年と比較して今年は2倍となった。
ニュージーランド自然保護局 (DOC)は、今夏グレートウォークのキャンセル7,400件を受けている。昨年同時期は、3,195件であった。
DOCの山小屋やキャンプサイトにおいても、昨年は約3,800件であったキャンセルは、今夏は7,800件となった。
DOCの予約マネージャー、ロス・シェアラー氏は次のように語る。
「キャンセルの理由を記録してはいません。原因もさまざまでしょうが、コロナウィルスの影響が大きいでしょう。また、ウォーキングトラックが閉鎖されたコースがあったことも原因の一つです」
2020年の洪水によるミルフォードとルートバーンの閉鎖に続き、ヒーピートラックも部分的に閉鎖されている。
また国境閉鎖により、この2年は国内旅行者からの予約が劇的に増加しているが、規制が緩和されるに伴い、外国旅行を視野に入れ始める人が出ていることも、キャンセルの増加と関連があると予測されている。