ニュージーランドのワインは、生産量が少なく海外にあまり輸出されていないため、知る人ぞ知る名産品です。品質はとても優れています。
クイーンズタウンをが位置するセントラルオタゴは、赤ワインのピノノワールの生産で有名です。そのほか白ワインのピノグリやソーヴィニヨンブランなど、各種のワインを生産しています。クイーンズタウンから日帰りで訪れることができるワイナリーは数多くあり、バスツアーやレンタサイクリングも盛んです。
もともと冷涼な気候からワイン造りには適していないと思われていましたが、強い日差しと水はけのよい土壌などから、今では賞を受賞するワイナリーが数多く存在しています。
今回は有名なワイナリーやおすすめのワイナリーをご紹介していきます。
ギブストンバレー Gibbston Valley
クイーンズタウンから車で約30分。
セントラルオタゴのワイン造りの先駆け的存在で、1981年から創始者のアラン・ブレイディがぶどうを植えました。1990年にニュージーランド国内のワイン品評会で銀賞を受賞、セントラルオタゴのワインの地位を確立しました。2000年にはロンドン開かれたワイン品評会でトロフィーに輝き、世界的にも有名になりました。
現在はワインの販売だけでなく、レストランやチーザリー、お土産屋さんも併設されています。5種類のワインテイスティング(有料)や、洞窟ワイン貯蔵庫ツアー(事前申込制)がおすすめです。
アミスフィールド Amisfield
クイーンズタウンから車で約20分。
レイクヘイズを臨むワイナリーです。2014年に英国王室ウィリアム王子とキャサリン妃が訪問し、ピノノワールを試飲したことでより有名になりました。
ワイン畑はクロムウェルにあり、レイクヘイズではワインの試飲・購入のほか、レストランでの食事が可能です。
リッポン Rippon
クイーンズタウンから車で約1時間。
ワナカに位置するリッポン・ヴィンヤードは世界で一番美しいブドウ畑と称されるほどの景色です。標高330mにあり、ワナカ湖を一望することができます。
フランスでワイン造りを学んだニックのワイン、とくにピノノワールとリースリングは世界から高い評価を得ています。
あまり観光用にツアーなどを行っていないので、事前に連絡をして訪れることをおすすめします。