ティマルでは、水道水に茶色いにごりが見られると住民からの報告があって1か月経つ。
地元のシャリーン・ダイアモンドさんは、「グラス1杯の水ではよくわかりませんが、大量になると色の違いがわかります。流しやバスの底でも見えます」
また彼女は、水の中に『浮いているもの』を見ることもあったという。
ティマル・カウンセルの責任者はテストと調査の結果、水道飲料水に問題はないと発表した。
12月の豪雨で主な水源であるパレオラ河からの供給を一時ストップし、二次供給水源のオピヒ河から給水を切り替えて以来この問題が始まった。
オピヒ河水中の無害のバクテリアや藻が、水のにごりの原因であるという。
カウンセルはこの問題を解決するために、スプリンクラーの禁止やタンクの水の使用などの供給水節水を住民に課した結果、水の需要を削減し、従来の主要水源パレオラ河の貯水池を回復させた。
シャーリーンさんは、違いに気づいた。かつてニュージーランド最高の水に選ばれた水だ。
ティマル・カウンセルは、政府の提唱するスリー・ウォーター改革に公式に反対している3つの地方カウンセルのうちの1つである。