ファカタネの新しく開拓された住宅地につけるストリート名として、イウィ(マオリ部族)が提案した名前は、土地の歴史にちなんだ17文字のマオリ名。ベイオブプレンティの住民は長すぎる名称に反対し、この通りにはまだ名前がない。
ファカタネ・カウンシルが地元のイウィとのコンサルテーションの結果提案したのは、Papakangahorohoro Road(パパカンガホロホロ・ロード)。
ナティ・アワ族の文化アドバイザー、ポウロト・ナロポ氏に選ばれたこの名は、「戦闘陣形でカニのように素早く動く」という意味で、現在家々が並ぶこの場所で、かつてチーフ・タイファカエアが戦士たちを訓練したことに由来する。
ナロポ氏は、「歴史的な『Papakangahorohoro』という名は、イウィの祖先が徳を培い高めたこの土地にふさわしい」と提案の根拠を語る。
一方、この土地の開発したディアンヌとダリンのホークス夫妻に代表される住民グループは、「長く難解な名で、ふさわしくない。連絡や通信に支障をきたす」と反対の意思を表している。
カウンシルはこれを受けて、マオリ協同計画部署の担当者が同意に向けてミーティングを予定している。