スリランカでイースターの日曜日に発生した自爆テロ事件について、スリランカ政府は、先月15日に発生したクライストチャーチでの襲撃事件の報復として、イスラム過激派組織が実行したとの見方を示した。
これを受け、Ardern首相は、スリランカ政府の調査はまだ初期段階であることから、クライストチャーチ事件と関連付けるという情報は入手してないという。
事件は21日朝、大都市コロンボにて、3か所の教会及びシャングリホテル含む3か所の高級ホテルで相次いで自爆テロ含む爆発が発生し。その後、民家含む3か所でも爆発が起こり、これまで321人が死亡、500人が負傷している。
スリランカ警察は、これまで、今回の事件に関与したとみられる40人を拘束し、全員がスリランカ人と発表。そして事件の背後には、国内のイスラム過激派組織「ナショナル・タウヒード・ジャマート(NTJ)」がいるとみている。
また、過激派組織イスラム国ISも犯行声明を出しており、NTJとISの関連性を調査している。