乳業会社フォンテラは、ロシア向けの輸出貨物を差し止めた。
昨年フォンテラ社は、NZ$240ミリオンドルの製品をロシアに輸出している。
社のグローバル・ステークホルダー関連ディレクター、サイモン・タッカー氏によると、主な輸出品はバターで、これは年間合計輸出の1パーセント程度であるとのこと。
「乳製品を含む食品は、通常は国際制裁法の例外として認められますが、社としてロシア向け輸出の一時停止を決定しました。同時に今後の状況を継続して見守ります」
顧客への制裁は社としては行わない、ともコメント。
「スタッフの安全が最重要です。フォンテラロシアのあるモスクワには7人、ユニフードとのジョイントベンチャーのあるサンクトペテルブルクには35人のスタッフがいます。どちらもひとまず運営を続けますが、必要となれば行動を起こします」とタッカー氏。