20日、Tauranga市議会において、Tauranga、Mount ManganuiやGreertonの中心内にある営業店舗から5メートル以内に物乞いや路上生活者の立ち入りを禁止する条例が可決された。賛成６－反対５という結果で、市長や副市長は賛成とした。

今回の結果において、これは差別的行為でありホームレス問題の解決に至るとは到底思えない。との批判の声もあるが、中心部のビジネス経営者においてはこれまでビジネスにダメージを与えられた経験を持つ人も多く、決定について喜んでいる。

この条例は来年4月から開始される予定ではあるが、オークランド市議会においては2014年同様の条例案が出されていたものの、公共スペースの利用は公平にすべきであり、物乞いを減らす為には効果的なやり方ではないとし、見直しの結果、案を取り消すよう動いているとのことで、今後どうなるのか注目される。