オークランドでハウジング・ニュージーランドへの入居待ちをしている人々を助ける目的で、市外へ移転する場合は5,000ドルを国が補助する条例が始まり1ヵ月がたった。
これまでに返済不要の助成金が支給されたのは12件で、32名の人々をサポートした。社会開発相のポーラ・ベネット氏は、このスタートに満足しているとコメント。
「まだ始まったばかりだけれど、条例を受け入れる人々がいて、彼らを助けることができてよかった」
6家族は私設の住宅へ、残り半分は福祉住宅へ移転する。移転場所は、インバーカーギル、ロトルア、トコロア、タワなど。
更に10件の申請が受諾されているが、移転日、費用などを確認中である。移転費用や契約金、家賃などのサポートを合わせて、5万4,508ドルが現在までに支払われた。
Monte Cecilia Housing Trustのスポークスマンは、興味を持っているとして100人以上が登録していたので、この5倍は見込んでいた、とベネット氏とは逆に失望している。
ただし人数的には少数だが、少なくとも困窮している人々を助けることができた、と肯定的なコメントもしている。