2010年11月19日にGreymouth北部のPike River鉱山で発生した爆発事故により亡くなった29名の犠牲者達は現場へ残したままの状態だが、政府がこの度Pike River犠牲者の捜索を目的に再入坑計画の発表及び実行への約束を正式に発表した。
犠牲者を失った家族や親戚は、これまで8年越しで訴え続けてきた努力が今成果をあげたことになり、このニュースを受け歓喜に満ち溢れた。事故発生以来、遺族達は政府に対し再入坑を求めていたが、国民党では聞き入れてもらえず諦めかけていた事もあったという。労働党は2017年の総選挙においてPike River炭鉱の犠牲者の捜索及び爆発の原因調査をすると公約に掲げており、当選後Pike River Recovery Agencyを創設し再入坑に向けて計画を進めていた。
Pike River再入坑責任者でもある"Andrew Little大臣は、現在のアクセストンネルを使い坑道に入ることが最も安全でシンプルな方法であるとし、その再入坑にかかる費用が$36ミリオンドルかかることを発表した。