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薪ストーブ

ュージーランドの冬を語るうえで欠かせないのが「薪ストーブ」。日本ではエアコンやガスヒーターが主流ですが、ニュージーランドの特に南島では、今でも薪を使った暖房がとても身近な存在です。

実際に暮らしてみると、その文化の違いに驚きます。私自身もお家のオーナーの手伝いで、薪割りやストック作りをよくやっていました。最初はただの作業だと思っていたのですが、慣れてくるとそれも含めて“冬の暮らしの一部”になっていきます。

薪ストーブの良さは、まず家全体がじんわりと温まること。エアコンのように風で温めるのではなく、ストーブの熱が壁や床、空気にゆっくり広がっていく感じです。部屋のどこにいても暖かくて、しかもその暖かさがとても自然。体の芯から温まるような感覚があります。

そしてもうひとつの大きな魅力が「木の香り」。火をつけて薪が燃え始めると、ほんのりとウッドの香ばしい匂いが部屋に広がります。この香りが本当に心地よくて、ただ暖かいだけではなく、空間そのものが落ち着くような雰囲気になります。冬の寒さの中で、この香りを感じると少し安心するような気持ちになります。

薪ストーブをうまく使うコツはいくつかあります。まず大事なのは「乾いた薪を使うこと」。湿っている薪だと煙が多くなり、火のつきも悪くなってしまいます。ニュージーランドでは薪をしっかり乾燥させてストックしておくことがとても重要で、雨の多い地域では特に管理が大切です。

次に火のつけ方。いきなり大きな薪を入れるのではなく、まずは細い枝や紙などで小さな火を作り、その上に少しずつ太い薪を重ねていきます。空気の流れを意識することも大切で、酸素がしっかり入るようにすると火が安定してきれいに燃えてくれます。

そしてもうひとつは「詰め込みすぎないこと」。たくさん薪を入れすぎると逆に火が弱くなってしまうことがあり、適度なバランスが大事です。火が安定してくると、ストーブの中で薪がゆっくりと燃えていく様子を見るだけでも癒されます。

薪ストーブの良さは、単なる暖房ではないところにもあります。火をつけるところから温まるまでの時間、薪をくべる手間、その全部が生活の一部になっていて、「暖かさを自分で作っている」という感覚があります。ボタン一つで温まる便利さとは違い、少し手間がかかるからこそ愛着が湧いてくる感じです。

また、火を見ている時間そのものにも癒し効果があります。パチパチと薪がはぜる音や、ゆらゆら揺れる炎を眺めていると、自然と気持ちが落ち着いていきます。忙しい日でも、この時間だけは少しゆっくりとした気持ちになれるのが薪ストーブの魅力だと思います。

ニュージーランドの冬は寒さが厳しいですが、その分こうした「火のある暮らし」がとても豊かに感じられます。ただ暖かいだけではなく、香りや音、手間までも含めて楽しむ暖房。それが薪ストーブの一番の魅力だと思います。

もしニュージーランドで暮らす機会があれば、ぜひ一度この薪のある生活を体験してみてほしいです。便利さとは違う、少し不便だけど温かい暮らしの良さを感じられるはずです。

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記者プロフィール

Rinonon

Rinonon

はじめまして!こんにちは〜!
ニュージーランドにワーキングホリデー中です!
元々旅行が大好きなのでワーキングホリデーで過ごす中で新たな発見やワクワクを届けられたらな〜と思います!
よろしくお願いします!

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