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移民の増加数ゆるやかに

ニュージーランド統計局の公式な数値では、昨年10月から今年9月の一年間にニュージーランドに住むためにこの国にやってきた人の数は7万1,000人。今年8月までの一年間では7万2,000人となっており、比較すると減少している。

ニュージーランドに移住した人の数は先月は5,100人で、この2年間では月別の最低人数となった。入国者が減り、出国者が増加していることがこの現象を引き起こしている。旅行者の数は一定して同じレベルを保っている。
Westpacのエコノミスト、スティーブン氏は、「2020年までに、移民数は20,000人に減るだろう」とみている。最近のこの国の経済成長は、多数の移民流入に基いているので、移民数の減少により経済的成長も失速するおそれがあるとスティーブン氏はコメントしている。

労働党、ニュージーランド第一党ともに、移民の規制を厳しくするポリシーを掲げている。
「高いレベルの移民を受け入れ、低給与取得の移民を規制して、移民の構成を建て代えることが重要だ」と彼は述べている。