アジマル・アフメディさんは、ニュージーランド軍のアフガニスタン人通訳として働いた。彼は軍がニュージーランドへ帰国する時に、他の23人の通訳者たちと共に永住権を与えられた。彼らは家族を連れてくることを許されていたが、両親やきょうだいは認められず、26歳のアフメディさんは単身移住した。
アフメディさんは7年間にわたり軍のために働き、2010年ティム・オコンネル大尉が亡くなった現場にも居合わせた。彼はそれ以来悪夢やフラッシュバックに悩まされ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断された。
アフメディさんは、家族を呼び寄せる許可を政府に求めている。「私はニュージーランド政府と人々のために、命の危険を冒して前線に立って来ました。今度は私を助けてほしい」と呼びかけている。
彼がニュージーランド軍に協力したため、アフガニスタンの家族に危害が及ぶのをアフメディさんは恐れている。アフメディさんは、弁護士や退役軍人会に支えられながら、政府に要請を続けている。