この撲滅ビデオはWechatというソーシャルメディアを介して先週末に登場したのにも関わらず、既に1万5千件ヒットされた。ビデオの内容は、ニュージーランドではアジア人被害が多いことから、政府に救助を求めるもの。
多くのアジア人は、実際事件に遭遇した時や被害に合ったときの対処法を知らない、とNZ中国人協会長、そしてGisborne市長でもあるFoon 氏は言う。
現地ツアーガイドの話によると、今は中国人観光客に対し、夜間の外出、特に公園には近づかないようにと注意喚起しているという。
では実際ニュージーランドは犯罪国家なのか。Victoria大学観光学科ののIan Yeoman教授によると、犯罪率は減っており、今回発表されたビデオと事実は異なっているという。旅行協会Tourizum Industry Aotearoa(TIA)のChris Roberts代表は、ニュージーランドは一般に安全なイメージが強いので、このビデオが海外からの評判に悪い影響を与えるとは思えないと書面でコメントしている。