ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

移民局を装い、外国人をねらった電話詐欺

ニュージーランド移民局は、強制的な帰国を恐れる外国人滞在者をターゲットにした電話による詐欺が多発していると警告している。

この詐欺は、移民局の局員を騙り、国外追放や逮捕を避けたかったら支払いに応じるよう電話で誘導する。大抵は公式の申請書からのレファレンスナンバーを電話口で伝えるが、この番号は偽物である。インド、フィジーを含む様々な国の外国人が詐欺の対象となり、約180件の苦情が寄せられた。

移民局は、電話で支払いを請求することは決してないことを強調して、心あたりのない電話や、個人情報を引き出そうとするテキストには対応しないよう、人々に呼び掛けている。

2015年には、インド人が電話による詐欺の犠牲になる事件もあった。ビザや入国カードに不備があるため、ウェスタン・ユニオンを通じてお金を送金するよう指示され、36人が合計で7万5,000ドルを騙し取られている。