実は去年から、マクラメジュエリー作りを始めました。
ひもを結んで、ビーズを合わせて、少しずつ形になっていく時間が楽しくて、気づけば作品がどんどん増えていきました。
「せっかくだから販売してみよう!」とオンラインで販売にも挑戦。
……でも、一度も売れませんでした。
作るのは楽しい。でも売れない。
そんな状態で、完成した作品だけが少しずつ増えていき、家には「いつか売れたらいいな」と思っているマクラメ作品がたくさん。
そんな私に、思いがけない出来事がありました。
勇気を出してCraft Groupへ
娘の幼稚園と学校では、週に一度「Craft Group」が開催されています。
手芸やものづくりが好きな人たちが集まって、それぞれ好きなものを作る時間です。
気になってはいたものの、なかなか一人で参加する勇気が出ず……。
でも先週、思い切って参加してみました。
そこで「好きなcraftは何?」と聞かれ、
「マクラメとか……」
と答えたところ、
「ぜひ作ってほしい!」
と言ってもらったんです。
嬉しかったけれど、そのときは「いやいや、そんな……」と、やんわりお断りしてしまいました。
ところが、その後友達2人からも、
「そこでマクラメやりなよ!」
と背中を押されました。
そして翌週。
思い切って、今まで作ったマクラメジュエリーをいくつか持ってCraft Groupへ。
すると、
「材料費を出すから、全部買い取っていい?」
と言ってもらえたんです。
しかも、いただいた金額は材料費以上。
そして最後に、
「これでまた作ってね!」
と言ってくれました。
その言葉が、なんだかとても嬉しくて。
オンラインでは一度も売れなかった作品たちが、まさかこんな形で誰かの手に渡ることになるなんて。
しかも、また作ってほしいと言ってもらえるなんて。
本当にびっくりしました。
どうやら、その作品たちは学校のマーケットで販売してくれるそうです。
思いがけない形で夢への一歩
「いつか自分でマーケットに出店して、自分の作ったものを販売できたらいいな」
そんなことを以前から考えていました。
それが、まさか自分で出店する前に、こんな形で作品をマーケットに出してもらえることになるなんて。
そして、もうひとつ嬉しかったことがあります。
同じCraft Groupの人から、
「今度、作り方を教えて!」
と言ってもらえたこと。
ニュージーランドで感じた人の温かさ
今回のことを振り返って、私はマクラメ作品が売れたこと以上に、そこにいた人たちの温かさが嬉しかったんだと思います。
初めて参加した私にも自然に声をかけてくれて、好きなことを聞いてくれて、「ぜひやってみて!」と背中を押してくれる。
そして、自分が作ったものを「素敵だね」と受け入れてくれて、「これでまた作ってね」と次につなげてくれる。
ニュージーランドに住んでいて、こういう人の温かさや、誰かを自然に受け入れる優しさを感じる瞬間があります。
今回のCraft Groupも、まさにそんな出来事でした。
「売れなかった」と少し落ち込んでいたマクラメ作品が、思いがけない場所で誰かに見つけてもらい、新しい道を作ってくれました。
勇気を出して一歩踏み出してみると、思いもよらないところに素敵な出会いが待っている。
これからも、そんな小さな一歩を大切にしていきたいなと思います。





