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カルチャーショック(駐車場)

みなさん、車を駐車スペースに入れるときは、前から入れますか、バックで入れますか?日本ではバックで入れる人が多いようですが、ニュージーランドでは、前から入れるのをお勧めします。

parking


久しぶりに日本に帰ったのですが、大きなカルチャーショックを受けて帰ってきました。まさか日本でカルチャーショックを受けるとは。。。僕もついにニュージーランドに染まってきたのかもしれません。はたして良いことか、悪いことか???

今回いろいろな場面でカルチャーショックを受けたのですが、今回は駐車場で体験したカルチャーショックについて書いてみたいと思います。

駐車場での車の入れ方がニュージーランドと日本では違うようです。ニュージーランドでは普通そのまま前進して駐車するのに対して、日本ではバックで入れるようです。これは、特に決められたルールがあるわけではないですが、みんなそうするので、これがカルチャーの違いというか、習慣の違いでしょうね。自分も日本に住んでいた時はバックで入れていたのですが、ニュージーランドに来て前進で入れるようになってそれに慣れてしまったら、バックで入れるのが面倒くさく感じるようになってしまいました。前進で入れたら、バックで出なければいけないので結局一緒なのですが、面倒くさいことは後回しというキウイの文化??に染まってしまったのか、前進で入れてしまいます。

しかし、よく考えれば前進で入れるメリットは多くあるように思います。逆に日本ではなぜバックで入れるのでしょうか?ひとつ考えられるのは、日本の駐車スペースはニュージーランドの駐車スペースに比べて狭い場合が多いので、小回りの利くバックの方が入れやすいというのがあるのかもしれません。それ以外は、玄関の靴の脱ぎ方からも分かるように、靴の前側を外に向けてそろえる文化から来ているのでしょうかね??

それはともかく、前進で入れるメリットは、車の後ろが外側に面しているので、車のトランクに荷物を入れやすい。バックから入れてしまうと、後ろのトランクにアクセスしづらいですよね。

しかし、日本で前進で駐車した後あらためて見ると、自分の車だけ向きが違うと違和感を感じる。それどころか悪い事をしているような気さえしたので、日本ではバックで駐車するようになったのですが、こちらへ返ってきてスーパーマーケットで駐車しようとした時、またまたカルチャーショックにあってしまいました。

ついついバックで入れようと駐車したいスペースを通り過ごし、バックしようとしている間に僕の後ろからやってきた車が頭からそのスペースに入れてしまった! 多分そのドライバーは、僕がそのスペースを通り過ぎたのでそこへは入れないと思ったのでしょう。

今回の場合は、駐車スペースを横取りされただけですが、バックで入れる際は駐車スペースを通り越して急に止まることになるので、後ろから追突される危険性もあります。他人と違う行動をすると混乱を招くいい例でしょう。郷に入りては郷に従えでしょうか。

 

記者プロフィール

Arata

Arata

ニュージーランド滞在20年以上の視点から日本とニュージーランドの習慣の違いや、グローバルで活躍するためのヒントについてブログを執筆。
 
最近4コマ漫画のブログも掲載中

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