ニュージーランドらしいお菓子といえば、どんなものが思い浮かぶでしょうか?
パブロバのケーキ、クッキータイムのビスケットなどが有名ですが、ホットドリンクのお供としてキウイに人気があるのがチョコレートフィッシュです。
この記事では、甘くて柔らかいチョコレートフィッシュの歴史や、スーパーやコンビニで買えるチョコレートフィッシュをご紹介します。
チョコレートフィッシュは、NZ独自のお菓子

チョコレートフィッシュとは、魚の形のピンクや白のマシュマロをチョコでコーティングした、とても甘いお菓子です。
サイズは小さいもので3cmくらい、大きいものは20cm近くもあるんですよ。
チョコレートが固まる前に風を当て、魚のうろこのように表面がちょっとボコボコしているのが特徴です。
大人も子供も大好きで、こんな風にホットチョコレートにマシュマロの代わりにそえられたりもします。
チョコレートフィッシュの始まりは、ごほうびとして
このチョコレートフィッシュは、ニュージーランドで生まれました。
最初は何かをうまく成しとげたときのごほうびや、感謝を表すプレゼントだったそうです。
昔の言い回しで
- "Give that man a chocolate fish."
- (うまくやった)彼にチョコレートフィッシュをあげよう
- "That person deserves a chocolate fish."
- 彼/彼女はチョコレートフィッシュをもらうに値するよ
というのがあったほど。
古くは、1933年に行われたダンスのイベントで、20人のダンサーが大きなチョコレートフィッシュをもらったという記録が残っています。
また1973年にネルソンで登山が行われた際には「ずっと歌を歌いながら山小屋にたどり着いた登山者にチョコレートフィッシュをプレゼント!」。
そしてダニーデンのオタゴ大学のある職員は、優秀な論文を書いた生徒にチョコレートフィッシュを贈っていたそうです。
おみやげにもぴったり! 気軽に買えるチョコレートフィッシュ
ニュージーランド独自のお菓子チョコレートフィッシュ、どんな種類が買えるのか、ちょっと調べてみました。
私はダニーデン在住なので、お住いの地域と異なるかもしれませんが、よかったら参考にしてくださいね。
Pak'nSaveでは、こんなミニフィッシュのお徳用パックがありました。
職場や学校のティータイムに持参して、大勢で食べるのにぴったりですね。
New Worldでも、ベビーフィッシュのお徳用パックが売られていました。
友達と一緒に食べれば「チョコレートフィッシュってニュージーランドのお菓子なんだよ」なんて会話が弾むかもしれません。
Night 'n Dayというコンビニでは、キャドバリーの個別包装タイプを見つけました。
パッケージもかわいいので、日本へのお土産にいかがでしょうか?
ニュージーランドらしいお菓子のチョコレートフィッシュで、お茶の時間を美味しく楽しく過ごしてくださいね。




